パリ五輪　柔道100キロ級　リネール対ツシシビリ　乱闘寸前

2日に行われた男子100キロ超級で絶対王者テディ・リネール（フランス）が準々決勝でツシシビリ（ジョージア）と対戦。

一本を奪った後に乱闘寸前の騒ぎが起きた。

しかも審判がコールしたのは”1本勝ち”ではなくツシシビリの”反則負け”だった。

リネールが鮮やかな一本勝ちだったが、リネールが相手の襟から手を離さなかった。すると、気に食わなかったのか相手のツシシビリがリネールを蹴り上げ、寝転んだリネールに顔を近づけ言葉を掛けた後、さらに蹴りを食らわせた。立ち上がったリネールは拳を挙げると会場からは大歓声が。会場をあおったようにも見えた。

　その後整列し、審判がくだしたのはリネールの一本勝ちではなく、ツシシビリの反則負けによる勝利だった。

最後は歩み寄り軽くタッチをしたように見えたが、ツシシビリは両拳を握り締め握手は拒した。その行為に会場はさらにブーイングとなった。

ネットでは『リネールが煽ったようにみえた』『2人とも反則にしてほしい』『リネールを反則にしてほしい』などリネール批判も相次いだ。